Colazione Concerto
コラツィオーネ・コンチェルト
in フレッシュネスバーガー代々木店
Vol.46

フレッシュネスのモーニングと音楽、ダブルで美味しい時間を!

コラツィオーネ・コンチェルト
第46回企画
テノール 勝又康介 × ピアノ 小滝翔平


<日時>
2022年1月8日(土)Vol.46 
9:45受付開始予定
10:15 演奏開始(終演11時)


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太陽のテノール×音の魔術師

勝又康介氏と小滝翔平氏のタッグはここ最近聞くことのできる名コンビのひとつ。
勝又氏はそのテノールらしい明るい音色と、朗らかな性格でファンも多い。
曲に対し真摯に向き合い、そして自分のものにして発信していく力は若手ながら既に一流の風格もあり、勝又康介が歌うというと注目する演奏家も多くいる。
彼が歌うと何かホールの中が明るく、暖かくなったような錯覚がある。
彼が勉強した地、シチリアの風が吹くのだ。
なぜかと聞かれても、小生にはこたえることができないが、彼の大きな魅力の一つである。
スペイン語も彼の得意とするところではあるので、今回のコンサートでは乾いた太陽の響きを目にすることができるのではなかろうか。
ステージ外においても彼の人間性は光る。
世界的なコロナ禍の中、彼は趣味の写真に『ひとこと』を添えてSNSにて発信。定期的なライブ配信でファンとの交流も深めており、憂鬱になりがちなこの世の中に一筋の光として貢献し続けている。

小滝翔平氏のピアノは緻密な演奏と色彩感の溢れる音づかいが魅力。
2021年12月28日に『第15回町田イタリア歌劇団紅白歌合戦』にて彼のピアノを下手から見物する機会があった。
今回のコンサートに向け、彼の美しい音作りはどこからくるのだろう、というのが小生のこのコンサートの楽しみの一つであったのだ。
数人のピアニストが入れ替わり立ち替わりオーケストラとして語る中で、注目すべきは彼の指の柔軟さである。
細かいパッセージも華麗に弾きこなす彼の指から発せられる音は、声部の距離感や音色の違いから、彼の音楽は綿密に分析されそれを歌い手と自らの関係性を鑑みた世界観を構築している。
一見すると歌い手がリードし小滝氏がそこに合わせていくように感じるが、とんでもない。
音楽の手綱は間違いなく彼が握っているのだ。
そして彼の一流たる所以は、恐らく歌い手はそのことに微塵も気づいておらず、好きに歌ってるのに合わせてくれて気持ちい、という様相で歌っているのだ。
魔術師小滝翔平。
代々木のフレッシュネスバーガーはアップライトピアノではあるが、それでも彼の仕事には期待せざるを得ない。

名タッグ、勝又氏×小滝氏。

これを聞かずして何を聞く?



勝又康介 Kousuke Katsumata
洗足学園音楽大学首席卒業。同大学院声楽科修了。 学内声楽コンクール1位受賞。 大阪国際コンクールエスポワール賞受賞。 イタリア、シチリアに留学。 留学時にLucio StefanoD'Agata国際コンクール1位、Vincenzo Bellini国際コンクール入賞、 Etna Opera Festaにて「椿姫」ガストン役でデビューする。 第1回パーゼル国際コンクール優秀賞受賞 スペイン音楽・中南米音楽国際コンクール4位受賞 「友人フリッツ」フリッツ役、「愛の妙薬」ネモリーノ、「ボエーム」ロドルフォ、 「ランメルモールのルチア」エドガルド、アルトゥーロ、「リタ」ベッペ、「ジャンニスキッキ」リヌッチョ、等多数の出演。



小滝翔平 Syouhei Kodaki

東京都立芸術高等学校を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。2002年JML主催日独青少年交流コンサート in Japan に出演、オーディション合格し翌年ドイツ各地でのコンサートに出演。2008年ソレイユ音楽コンクールにて第3位受賞し、東京文化会館でのコンサートに出演。2018年には昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程音楽芸術表現専攻ピアノ分野を修了。現在ソロ活動の他、ピアノ講師、オペラの稽古伴奏、声楽コンサートの伴奏、器楽とのアンサンブルなど様々な音楽活動を行っている。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部ピアノ講師。





概 要

軽食と音楽で二倍楽しめる素敵な時間をお届けいたします。


<概 要> 
【日 時】 2022年1月8日(土) 9:45~11:00 
※10:15~ 30分間演奏


【場 所】 
フレッシュネスバーガー代々木店・地図)
 
【チケット】
一般¥2,500円
会員¥2,300(会員の方は会員証をご提示ください)会員申込


<ご予約>
メール:eventicket@gateson-holdings.com

<後 援>
フレッシュネスバーガー