倉岡陽都美―Hitomi Kuraoka

昭和音楽大学卒業後、ロータリー財団国際親善奨学生としてイタリアへ渡る。
パルマ・ボイト国立音学院入学。在学中ブッセート・ヴェルディの声コンクール入選。同音楽院博士課程を満場一致の満点及び Lode( 称賛 ) で卒業、同音楽院にて助手を務める。
パルマ王立歌劇場附属研修所にて２年間研鑽を積み同劇場デビューを果たし、多数の公演に出演。
ヴェルディ音楽祭、トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団主催公演、ミラノ大聖堂主催公演、ミラノ万博主催公演、モンテカルロ歌劇場主催公演、在ロンドンイタリア大使館主催公演等、イタリア国内外多数の公演に出演。主に『椿姫』『トスカ』『蝶々夫人』を演じる。
15年間の研鑽と活動を経て2018年に帰国。札幌コンサートホールKitara、札幌市民交流プラザ・クリエイティヴスタジオにてジョイント・リサイタルコンサート開催、札幌コンサートホールKitara主催公演にて札幌交響楽団と共演、教文オペラ『甦る縄文の鼓動 ノンノ』にタイトルロールで出演、札幌文化芸術劇場 hitaru 主催公演『フィガロの結婚』に伯爵夫人役で出演、第37回道銀ライラックコンサートに出演し好評を博す。
北の聲アート賞奨励賞、第31回道銀芸術文化奨励賞受賞。
札幌大谷大学非常勤講師。札幌文化芸術劇場 hitaru アドヴァイサリーボードメンバー。
藤原歌劇団正団員。